目次
まだFXの経験がない人の中には、「FXは怖い」、
「FXで負けると借金が出来てしまう」、
こんな風に考えている人も少なくないと思います。
しかし、実際には、購入した会社が倒産してしまうと、
資金がゼロになってしまう株よりも、倒産などのリスクがない
FXの方がずっと安全だと言えます。
この記事ではFXの追証とレバレッジ、
ハイレバに関する誤解に関して説明します。
FX初心者・追証の誤解とは?
引用元:http://middlesextwp.com/departments/parks-recreation/classes/yoga/beginner/
FX初心者の良くある誤解としては、FXで口座にある資金よりも
大きな損失を出してしまった場合に、借金が出来てしまう可能性がある、
と思い込んでいる点があります。
これは半分正解でもあり、不正解でもあります。
国内のFX業者では、FXの取引で資金よりも大きな損失を
出してしまった場合には、「追証」と呼ばれる、
追加資金を入金する必要があります。
例えば、FXの取引口座に資金が1万円あった場合に、
5万円の損失を出してしまった場合には、差額の4万円を
追証として口座に入金する必要があります。
取引口座に100万円資金があった場合、
500万円の損失を出してしまった場合には、
400万円の追証を支払う必要があります。
これが、「FXで借金が出来る」と思われている原因になっています。
海外FX業者の追証は?
引用元:https://www.xmtrading.com/jp/
国内のFX業者には、必ずと言って良いほど追証が存在します。
しかし、このブログでも取り上げている、XMTradingなど、
海外FX業者には追証はありません。
先程の例と同様に、FXの取引で資金以上の損失を出してしまった場合でも、
マイナス分を追証として入金する必要がないのです。
この点を知らない人が非常に多いのです。
海外FX業者にはゼロカットシステムがある
引用元:https://hensai-diary.com/xm-zerocut/
日本のFX業者には「強制ロスカット」と呼ばれる仕組みがあります。
これは、FXの取引に必要な証拠金の額が、資金の一定の割合を下回った場合に、
保有しているポジションを強制的に決済する仕組みです。
具体的には、ほとんどの国内FX業者では、必要証拠金が資金の
100%以下になった場合には、強制ロスカットすることで、
追証が発生しないようにしています。
しかし、短時間に相場が大暴落した場合などには、強制ロスカットが
間に合わず、口座の残高が大きくマイナスしてしまう場合があります。
このような場合には、追証を支払う必要が出てきます。
これに対して、XMTradingなどの海外FX業者の場合、「ゼロカットシステム」を
採用しており、必要な証拠金の額が一定の資金の割合以下になってしまった場合に、
保有しているポジションを強制的に決済することで
口座残高がマイナスになる事を防いでいます。
もし、相場に大きな動きがあり、口座残高がマイナスになってしまった場合でも、
国内の業者と違い、海外FX業者には追証を入金する必要がないのです。
つまり、海外FX業者を利用していた場合の損失は、
口座にある資金だけに限定されるということになります。
FX初心者・レバレッジの誤解とは
引用元:https://www.gaitamejapan.com/beginner/leverage/
FXには、「レバレッジ」と呼ばれる用語があります。
レバレッジは、日本語に訳すと、「てこ原理」と言う意味です。
FXではレバレッジを利用する事で、実際の資金よりも
大きな金額を取引することができます。
例えば、FXの取引口座に10万円の資金があった場合、国内FX業者では
最大レバレッジ25倍なので250万円まで取引することが可能です。
これに対して、XMTdadingなどの海外FX業者では、
1,000倍近いハイレバレッジで資金を運用することができます。
仮にXMTradingの取引口座に10万円の資金があった場合には、
888倍のレバレッジを利用する事で、
8,880万円まで取引することができます。
FX・ハイレバの誤解とは?
他のブログなどで、「海外FX業者のハイレバは危険」と言った
記事を見かけます。
FXの取引で資金をハイレバで運用すると、失敗した場合に大きな損失が出て、
借金が出来てしまう、というような説明につながる場合が多いです。
しかし、これは誤解だと思います。
ハイレバで取引したから大きな損失が出る訳ではなく、
取引に必要な証拠金が、資金総額のどの位の率で運用しているか?
が重要になってきます。
ここで、資金10万円を国内FX業者のレバレッジと
海外FX業者のハイレバを利用して、以下の条件で
運用した場合で比較してみます。
- 国内FX業者:レバレッジ25倍
- 海外FX業者:レバレッジ888倍
- ドル円を10,000通貨保有
- レートは1ドル=100円で計算
ドル円の通貨ペアを10,000通貨保有するために必要な証拠金
- 国内FX業者:40,000円(100円×10,000ドル÷25)
- 海外FX業者:1,126円(100円×10,000ドル÷888)
ドル円を10,000通貨保有した場合の、
資金10万円に対する必要な証拠金の割合(証拠金維持率)
- 国内FX業者:250%(10万円÷40,000円)
- 海外FX業者:8,880%(10万円÷1,126円)
ドル円のポジションを10,000通貨保有する場合でも、
レバレッジ25倍と888倍の場合では、
ポジションを保有するために必要な証拠金と
証拠金維持率が大きく違うのが分かると思います。
証拠金維持率は高ければ高いほど
安全に取引することが可能です。
この点を考えても、海外FX業者のハイレバは
危険ではないことが分かると思います。
FXのハイレバは成功しない?
FXでは、ハイレバの取引をしたから成功しないのではありません。
ポジションを保有するための、「必要証拠金」と
「証拠金維持率」が重要になってきます。
ドル円のレートが100円の場合に、ドル円を10,000通貨保有するために
必要な資金に対する証拠金の割合(証拠金維持率)
- 国内FX業者:250%(10万円÷40,000円)
- 海外FX業者:8,880%(10万円÷1,126円)
上記の例では、レバレッジ25倍で資金運用した場合と、
888倍で運用した場合の証拠金維持率が大きく異なるのが分かると思います。
証拠金維持率に余裕があれば、相場が予想と逆に動いた場合でも、
強制ロスカットやゼロカットの可能性を低くすることができます。
結果としてより大きな相場の動きにも耐えることができます。
FXで重要なのは実効レバレッジ
海外FX業者を利用して、ハイレバを利用した場合でも、
「実効レバレッジ」は同じになります。
FXの実効レバレッジとは、資金に対して、実際に
保有しているポジションの総資産額の割合です。
ドル円のレートが100円の場合、10,000通貨保有した場合、
本来必要な資金は100万円となります。
100万円÷資金10万円=10
従って実効レバレッジは10倍になります。
実効レバレッジは国内FX業者、海外FX業者の
どちらを利用した場合でも変わりません。
重要なのは利用するFX業者のレバレッジの高さではなく、
実効レバレッジということになります。
つまり、10倍程度の低い実効レバレッジで資金運用していた場合には、
国内FX業者よりもハイレバの海外FX業者を利用していた方が、
同じ資金でも証拠金維持率の余裕が大きいため、
より大きな相場の変動に耐えられることになります。
まとめ
海外FX業者には追証がないため、FXの取引で
口座に入金した資金より大きな損失を受けることはありません。
また、海外FX業者を利用した場合のハイレバが危険なのでなく、
資金の総額と実際に保有しているポジションの総額の倍率、
実効レバレッジが重要になってきます。
同じ資金額であれば、ハイレバを利用して取引した場合の方が
証拠金維持率に余裕が出来るため、
より大きな相場の変動に耐えることができます。
この点を理解していれば、追証が存在しない海外FX業者を利用した方が、
資金以上の損失を出すことがないため、安心だとも言えます。
この機会に海外FX業者の取引口座を開設してみてはいかがでしょうか。
他の記事では、筆者も利用しているXMTradingの口座開設方法や必要書類に
ついて詳しく解説しています。
コメントを残す