目次
XMで両建ては本当に必勝法?
メリット・デメリット徹底解説
トレード戦略の一つである「両建て」。
XMTrading(エックスエム)では両建て取引が認められており、リスクを抑えながら利益を狙うことも可能です。
しかし、XMで禁止されている両建ても存在するため、注意が必要です。
この記事では、XMでの両建てについて、以下の内容を詳しく解説します。
- XMでの両建ての定義
- XMで両建てを行うメリット・デメリット
- XMでの両建て必勝法(3パターン検証)
- XMで禁止されている両建てパターン
- XMで両建てを解除する方法
この記事を読むことで、XMでの両建てを安全かつ効果的に行うための知識を身につけ、トレード戦略をレベルアップさせることができるでしょう。
XMの両建てとは?
まず、両建てとは何かをおさらいしましょう。
両建てとは、1つの通貨ペアで売り(ショート)と買い(ロング)のポジションを同時に持つことを指します。
例えば、USDJPY(米ドル/日本円)が130円の時に、買いポジションと売りポジションを1ロット(10万通貨)ずつ同時に持ち、その後USDJPYが135円になったとします。
この場合、買いポジションは50万円の含み益、売りポジションは50万円の含み損となり、損益は相殺されて0円になります。
「損益が変わらないなら、両建てに意味がないのでは?
」と思う方もいるかもしれませんが、両建てには様々なメリットが存在します。
XMで両建てをするメリット
一見効果が分かりにくい両建てですが、以下のようなメリットがあります。
- 証拠金がほぼ0になる
- メンタル面が安定しやすくなる
- 別々のトレード計画を同時進行できる
- 利を伸ばす時に選択肢が増える
- 換金可能なXMP(XMポイント)が貯まる
証拠金がほぼ0になる
XMでは、買いと売りを同じロット数で両建てすると、それぞれのポジションを保有するための証拠金が0になります。
これは、他の海外FX業者では見られないメリットです。
証拠金が0になることで、証拠金不足による強制ロスカットを防ぎ、資金を効率的に活用できます。
メンタル面が安定しやすくなる
両建てをすると、片方のポジションで損失が出ていても、もう片方のポジションで利益が出ているため、損失が膨らんでもメンタル面を保ちやすくなります。
相場が大きく動いた時に、冷静に戦略を判断できるため、メンタル面に自信がない方におすすめです。
別々のトレード計画を同時進行できる
XMでは、同一口座内であれば両建てが認められているため、スイングトレードとデイトレードなど、保有時間の異なるトレード計画を同時進行できます。
例えば、長期的なロングポジションを保有しながら、短期的なショートポジションを持つことで、相場の変動に対応した柔軟なトレードが可能です。
利を伸ばす時に選択肢が増える
すでにポジションを持っていて、レートが思惑通りの方向に進んでいる場合、トレンドが終了するのか、継続するのか判断に迷うことがあります。
両建てを行うことで、利益を固定しつつ、トレンドの動向を見極めることができます。
トレンドが終了するなら全てのポジションを決済し、トレンドが継続するなら反対注文のポジションのみを決済して、トレンドに乗っていくことができます。
XMポイント(XMP)が貯まる
XMでは、取引量に応じてXMP(XMポイント)が貯まります。
両建てはポジションを多く持つ傾向があるため、XMPを効率的に稼ぐことができます。
XMで両建てをするデメリット・リスク
両建てにはメリットがある一方で、以下のようなデメリット・リスクも存在します。
- スプレッドやスワップポイントによるロスカットリスク
スプレッドやスワップポイントによるロスカットリスク
両建ては、スプレッドやスワップポイントの広がりによって損失が膨らみ、強制ロスカットされる可能性があります。
特に、マイナー通貨を取引する場合は、スワップポイントに注意が必要です。
両建てを行う際は、スプレッドとスワップポイントを必ず確認し、リスクを管理するようにしましょう。
XMで両建てにおすすめの口座タイプ
XMには、「マイクロ口座」「スタンダード口座」「KIWAMI極口座」「ゼロ口座」の4種類の口座タイプがあり、それぞれスプレッドやスワップポイントが異なります。
両建てにおすすめなのは、KIWAMI極口座です。
KIWAMI極口座は、スワップフリーでスプレッドも狭いため、両建てを行う際のコストを抑えることができます。
XMの両建て必勝法3パターンを検証
XMの両建てには、以下のような必勝法と言われる手法が存在します。
- スワップ狙いのサヤ取り両建て
- 雇用統計時のハイレバレッジ取引
- 利益伸ばし両建て
これらの手法が本当に有効なのか、検証してみましょう。
必勝法1. XMでスワップポイントサヤ取り狙いの両建ては微妙
スワップポイントサヤ取りは、買いポジションと売りポジションのスワップポイントの差額で利益を狙う手法です。
しかし、XMでは売りと買いの両方でスワップ利益が出る通貨ペアがないため、スワップポイントサヤ取りは有効な手段ではありません。
必勝法2. 雇用統計時のハイレバレッジ両建ては運次第
雇用統計時にハイレバレッジで両建てをする手法は、価格変動が大きいため、一見すると有効に見えますが、運の要素が強く、必勝法とは言えません。
スプレッドが大きく開く時にエントリーするため、損切り幅が広がり、損失が大きくなる可能性もあります。
必勝法3. 利益伸ばし両建てが1番現実的でおすすめ
利益が出ている状態で両建てを行い、利益を固定しつつ、相場の動向を見極める手法です。
この手法は、リスクが少なく、現実的な必勝法と言えるでしょう。
上昇トレンドで買いエントリーした後、反転したところで売りエントリーを行い、両建て状態にします。
その後、上昇すれば売りポジションを決済し、再び買いポジションで利益を伸ばすことができます。
結論:XMで両建てをする場合は、利益伸ばし両建てがおすすめです。
XMの両建てで禁止されているパターン4選
XMでは、同一口座内での両建ては認められていますが、以下の両建ては禁止されています。
- XM内の別の口座間での両建て
- XMの口座と別の業者間での両建て
- 複数人による別口座の両建て
- 1つの通貨をヘッジするための両建て
これらの両建てを行うと、口座凍結などのペナルティを受ける可能性があります。
XMで規約違反の両建てがバレたらどうなるのか
XMが禁止している両建てが見つかった場合、口座の凍結やレバレッジの引き下げなどのペナルティを受ける可能性があります。
ルールを知らなかったとしても、ペナルティを受ける可能性があるため、注意が必要です。
XMの両建てのやり方・解除・決済方法
XMの両建ては、MT4/MT5の取引プラットフォームで行うことができます。
両建ての解除・決済方法も簡単に行うことができます。
詳しい手順は、XMの公式サイトやMT4/MT5のマニュアルを参照してください。
XMの両建てに関するよくある質問とその回答
XMの両建てに関するよくある質問とその回答をまとめました。
- XMで両建てをすることは禁止されていますか?
- XMで両建てをすると口座凍結されますか?
- XMで両建てをする方法を教えてください。
- XMはビットコインなどの仮想通貨で両建てすることはできますか?
- XMで両建てをするメリットを教えてください。
- XMでEA(自動売買ツール)を使った両建ては禁止されていますか?
- XMのKIWAMI極口座(極み口座)で両建てはできますか?
これらの質問に対する回答は、この記事の中で詳しく解説しています。
XMの両建てに関するまとめ
XMでの両建ては、正しく理解し、適切に行えば、有効なトレード戦略となりえます。
しかし、禁止されている両建てや、リスクの高い手法もあるため、注意が必要です。
この記事で解説した内容を参考に、XMでの両建てを安全かつ効果的に行い、利益を最大化させましょう。
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